樹脂ワックスの基本的な塗布手順

>>>床の清掃をします

樹脂ワックス塗布前には床をきれいに清掃する必要があります。

汚れた床に塗布すると、汚れを塗膜の下に閉じ込め、美観を悪くしたり、密着不良の原因にもなります。

まずは床の清掃から始めます!


掃除機で床の表面のホコリやゴミを吸い取り、洗剤拭きを行った後、

きれいに水拭きし洗剤分を取り除き、床を充分乾燥させます。

→新築物件等あまり汚れのないフロアなら、洗剤又はハクリ剤を極力薄めたもので雑巾がけのあと一回水拭きで良いでしょう。

→汚れた床の場合はポリッシャーを使用し、ナイロンブラシ(緑毛)か緑パットで洗浄します。

→古いワックスは黒パットを使ってハクリ作業をし、汚水回収のあと丁寧な水拭き作業を2回して下さい。

(フローリングの場合は緑パットでハクリしてください)

床に付着している接着剤などに異物はソフトタイプのスクレイパーを使って除去しましょう。

ただ、力を入れすぎたり、あまり深入りすると余計なキズをつけてしまうおそれがあります。

注意してください。

セイワ スプラッシュ・スクレイパー

その他のスクレイパー

>>>幅木などの養生をします。

>>>床が完全に乾いたら1層目のワックスを塗ります

床の表面は細かい凹凸があります。

1層目は低い所を埋め床を平坦に整える作業ですので、あまり光沢は出ません。

1層目が完全に乾いたら2層目を塗布してください。

ワックス塗布方法

1.ワックスを必要量準備しワックスタンクやバケツに小出しします。

2.きれいなモップを準備します。

3.ワックスタンクにモップを浸し、ワックスタンクでモップを絞ります。

4.ワックスを端からコの字型に塗布し、その後真ん中部分を塗布します。

***ポイント***

◎ワックスは薄く均一に塗布します。

◎スミから1~2㎝あける感覚で塗布します。

◎ワックスは垂れない程度によく絞ります。

◎一回目のワックス塗布は、できるだけ薄く均一に塗布します。

◎仕上げの塗布は丁寧に塗布し、塗り残しをなくします。

◎ワックスを床にこぼして塗布する場合は①②③はできるだけ壁際から離し、④~⑦の段階で壁際まで塗布します。モップが絞れていないので、スミにワックスがたまりやすくなります。

ペンギンワックス株式会社様を参考にさせていただきました。

ワックス塗布の注意点

  • 寒い日(5℃以下)、湿度の高い日の塗布は避けてください。
  • ハクリ剤や床洗剤は完全に取ってください。
  • モップ糸はワックス塗布用と決めているものを使用してください。
  • 十分に仕上がった樹脂ワックスの皮膜には、床面の光沢を上げて美観を高める効果や床材を保護する効果が期待できますが、その耐久性などの性能には限界があります。
  • 水・洗剤液・油・食酢などによって皮膜が白化する事があります。こぼしたらすぐに拭き上げてください。
  • 家具の引きずりなどの負荷には耐えられません。トラブルにならないよう予め施主様に説明して下さい。
  • ワックスは塗布後30分ぐらいで指触乾燥しますが、中まで完全に乾くには数日を要する場合もあります。
  • ワックスは薄く2~3層重ねて塗る事で光沢度も耐久度もアップします。量が多いとツヤぼけを起こしたり、また内部乾燥までに時間がかかります。

ワックス塗布モップ

船底タイプ、平面タイプ、ムートンタイプ、糸切っぱなしタイプなど色々あります。

ワックス塗布用タンク

大きめの容器で代用はできますが、ワックス塗布用に作られているタンクは効率的にできる工夫がたくさんです。

送風機

床の乾燥に。

清掃中パネル

清掃中やワックス塗布中の注意喚起に。